広島世界平和ミッション(広島国際文化財団主催)のメンバーとして南アフリカ共和国とイランを訪れた広島経済大助教授藤本義彦さん(39)=西区高須=が二十四日、中区基町の広島国際学院大立町キャンパスで旅先の体験を講演した=写真。
藤本さんは、南アとイラン両国で、ヒロシマからの派遣団が現地の人たちに温かく迎えられた状況を紹介。「対話を重ね、相互理解を深めることが平和への第一歩になる」と集まった約三十人に力説した。東区牛田早稲田の会社員中道紘二さん(63)は「両国の窮状と対話の大切さがよく分かった。貴重な体験を多くの人に伝えてほしい」と話していた。
   
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